ベビーシャワーとは?その歴史と世界のベビーシャワー事情。

出産祝い・ベビーシャワー
Photo by Brooke Lark on Unsplash
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最近日本でも流行ってきたベビーシャワー。
その歴史と、世界のベビーシャワー事情をまとめました。

ベビーシャワーとは

ベビーシャワーは赤ちゃんの誕生を祝うために開かれるパーティーのこと。

一般に知られている欧米スタイルのベビーシャワーは、赤ちゃんが生まれる前に開かれ、みんなで食事やゲームを楽しみ、ゲストがそれぞれ持ち寄った妊婦さんへのプレゼントを開けたりしてお祝いをします。

国によって呼ばれ方や習慣が異なり、地域によっては、女性の母親への転換を祝うためのものでもあります。

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欧米で行われるベビーシャワーの一般的な習慣

  • 出産前に行われる。
  • 第一子のときのみに開催される。
  • 女性のみがゲストとして招待される。
  • 親しい友人たちが企画・主催する。(家族のメンバーが主催すると、ギフトをゲストに催促しているみたいで失礼に当たるという考えがあるため。)
  • ドレスコードがあったり、いつもより少し正装することがある。
  • ラッピングしたギフトを持ち寄る。

と、一般的な内容を挙げましたが、実際のベビーシャワーは文化や生活スタイルによって多様化しつつあり、現在では、ゲストに男性も招いたり、妊婦さん本人が企画したりなど、自由な形式で開催されています。

ベビーシャワーの贈り物

オムツ、ブランケット、哺乳瓶、服、おもちゃなど、育児に使える実用的なものをプレゼントし、妊婦さんを経済的にサポートします。

妊婦さんがオンラインでベビーレジストリを用意するのも一般的です。
ベビーレジストリとは、Amazonやベビザラスなどの大手オンラインストアで、妊婦さんが自分が欲しいベビーグッズを幅広い価格帯からリストにし、ゲストにそのリンクを伝えます。
ゲストはシャワー参加前にオンラインで購入し、自宅に配送。ラッピングして当日に持参します。

シャワーに参加できない場合は、レジストリから商品を購入し、妊婦さんの自宅に直接配送するということもできます。

パーティー中に、妊婦さんがみんなの前でギフトを開けて購入者の名前が発表される、ということも多いので、ある程度見栄えのするものを選ぶと良いかもしれません。

ベビーシャワーの会場

主催者の自宅、カフェ、レストラン、公園などで開催され、バルーンやペーパーグッズなどで飾りつけします。

Photo by Melvin Thambi on Unsplash

 

ベビーシャワーの歴史

Photo by Ryan Franco on Unsplash

ベビーシャワーという言葉は、近年アメリカで使われるようになりましたが、妊娠と出産を祝福する文化は古代から続きます。
 

古代インド

ヴェーダ時代、シーマンタムと呼ばれるお祝いが妊娠6〜8ヶ月の時に開かれ、母子の健康、安全なお産、幸せな育児が願われました。お祝い中に、妊婦さんは贈り物を受け取り、また、胎児に音を聞かせるという儀式が行われます。お腹の中にいる時から赤ちゃんは音が聞こえるという考えは、この時からすでにあったのですね。

古代ギリシャ

古代ギリシャでは、出産後に赤ちゃんの誕生をお祝いしました。

戦後から現在

ベビーシャワーの始まりとなるものは第二次世界大戦後のベビーブーム時に生まれました。
その後1950年代から1960年代にかけて、贈り物によって妊婦さんの経済的負担を軽減するためのものへと変革し、現在のようにプレゼントを渡すスタイルになりました。

その後、招待状をEメールで送ったり、オンラインウェブサイトでギフトレジストリを作ったりなど、時代に沿ってベビーシャワーもIT化してきています。

世界のベビーシャワー事情

イギリス、ロシア:日本と同じように、一般的ではないですが若い世代を中心に広まってきていてます。

バングラディシュ:妊娠7ヶ月の時に ”Sadh” または “Sadhbhokkhon” と呼ばれるベビーシャワーが開かれます。

ブラジル:“Chá de bebê” というイベントが、出産前に行われます。

中国:赤ちゃん誕生一ヶ月後に”Manyue “(满月)という名前のお祝いが催されます。

アルメニア:“Qarasunq”と呼ばれるベビーシャワーが赤ちゃん誕生40日後に開かれます。

イラン:“Sismooni party”と呼ばれるベビーシャワーが赤ちゃん誕生1−3ヶ月後に開かれます。

ネパール:“Dahi-chiura”と呼ばれるベビーシャワーが妊娠6−7ヶ月の時に開かれます。

南アフリカ:“Stork party”と呼ばれるベビーシャワーが妊娠約6ヶ月の時に、通常サプライズで開かれます。

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お父さんのためのベビーシャワー

ベビーシャワーは、母親となる妊婦さんのために開かれるのが一般的ですが、お父さんのためのベビーシャワーだってあるのです。

父親の友人や、赤ちゃんのお祖父ちゃんによって企画され、バーや自宅などでビールを飲んでスポーツ観戦したり、または釣りやビデオゲームをしたりなど、男同士で楽しみます。

イギリスでは “Wetting the baby’s head”と呼ばれており、なんとベビーシャワーよりも一般的だそうです

 

ベビーシャワーで気をつけたいこと

特にルールといったものはありませんが、「妊婦さんの体を気づかい、参加者全員の負担にならないようにする」ということを心がけましょう。

  • 妊婦さん本人が希望する場合を除き、妊娠初期や予定日直前、または出産直後の日程は避ける。
  • 妊婦さんに、体の負担になるような準備・片付けをさせない。
  • 妊婦さんが疲れないよう、だらだら長く続けたり、遅い時間から始めたりしない。
  • ゲストに高価なギフトの購入を強要しない。
  • ゲストの負担になるようなドレスコードを作らない。

など、みんなが楽しいベビーシャワーとなるように、企画しましょう。 

費用は誰が払うの?

ベビーシャワーの費用は、通常は主催者が支払いますが、他のゲストや、妊婦さんの家族も費用の何割かを支払い、主催者の負担を軽減することが頻繁にあります。

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まとめ

ベビーシャワーについて少し詳しくお知りいただけたでしょうか?

世界中で色々な形で開かれているものですが、出産前であれ後であれ、「赤ちゃんの誕生を祝い、母親を応援する」という思いはどの国でも共通しています。

これからシャワーを企画される方の参考になれば幸いです。

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参考文献:

https://en.wikipedia.org/wiki/Baby_shower

https://www.shutterfly.com/ideas/who-pays-for-a-baby-shower/

 

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