【NYの暮らし】クリエイターKivvi Roberts この街にしかない特別なもの

NYの暮らし
Photo : James Creel @realjcreel
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【NYの暮らし】第5回目にご協力いただいたのは、クリエイター、フォトグラファーのKivvi Roberts(キーヴィ・ロバーツ)さん。ウエストヴィレッジにあるA.P.C. Surplusストア(ファッションブランドA.P.C.のアウトレット店)でマネージャーをされる傍ら、フリーランスとして積極的に創作活動をされています。

Kivviさんは、私がA.P.C.で数ヶ月だけ働いた時の同僚でした。自分のスタイルが確立されていて、誰もが認める格好いい女性。こんな素敵な女性のことを私のブログで多くの人に紹介できたら、という思いで取材をお願いしたのですが、実際インタビューを通して発せられた彼女の言葉はすごく印象的で、まるで今の自分に向けられたかのように心に響いたのでした。

写真一つからストーリーや感情を物語りたい

Photo : Kivvi @kivvisworld

ーインスタグラムの @kivvisworld で公開されているセルフポートレイトはとても素敵ですね
K:ありがとう。角度や動きで遊ぶのが好きで、やってみたいトーンや色彩を思い描きながら、どの服でどんな風に撮影するのか考えるの。でも、ただ他の誰かに成り切って写真を撮りたいっていう理由だけのこともあるけどね。

ーフォトグラファーとして活動を始めたきっかけはなんですか?
K:最初に一眼レフを手にしたのは8年前。友達が撮影している様子をその背中からじっと覗いてたら、私にもできるんじゃないかって思ってきた。彼の目線を研究して、今度は自分の目で実験し始めたの。

でもフォトグラファーとして真剣に取り組み始めたのはここ4〜5年くらい。私がインスタグラムにあげた写真を気に入ってくれた人が、いくらで買えるか聞いてきて、あぁ、私の写真は売れるんだって自信が持てた。

どういう思いや目的で写真を撮られるんですか?
K:私は写真一つからストーリーや感情を物語りたいと思ってやっているの。それが人であっても、物でも、ただの光でも。写真から何か反応が得られるものを撮りたい。

私はポートレイトや都会の風景、街のキャンディッド・フォトを撮るのが大好き。最近ファッションフォトグラフィーも興味があって、そっちの分野にも挑戦していきたいと思っている。

ー写真の何に一番魅力を感じますか?
K;フォトグラファーと写真を観る人との間のコネクション。一つの写真が誰かの心に深く突き刺さったり、行動を突き立てることもある。それに、モデルや、コラボレーション相手とかともいろんな関係を築くことができる。性格の異なる、あらゆる人たちと交流していく中で学んで成長していくの。時に、彼らの世界観と私自身の世界観が調和して、今までとは違った風に見えてくることがある。今まで知らなかった世界が存在しているのが見えてくるのが楽しい。

ー今までの人生でチャレンジだと感じたことは何ですか?
K:お金や、時j間、備品のリソースを作り出すことがチャレンジだった。今は、自分の持っているものから最大限を引き出せるようになったけど。あとは自身の無さを乗り越えることかな。

今身につけているもので自身が持てるか

Photo : @skinnywashere

ーA.P.C.で働く前は何をされていたんですか?
K:Club Monacoのビジュアルマーチャンダイジングチームで働いていた。その後、APCに転職し、今でもう7年目!

ーA.P.C.の仕事で好きなことは何ですか?
K:ここで出会える人と、ブランドそのもの。いつも新しいコレクションが発表されるととってもワクワクするの。

A.P.C.のシンプルで直線的なラインやカットが好きで、それが私の写真スタイルにも影響していると思う。私はちょっと想像力を掻き立てるくらいのファッションが好きなの。セクシーに魅せるためには肌を露出するしかないと思っているような女性がいるけれど、タートルネックとパンツで、自分らしく振る舞うことだってとても官能的でセクシーだと思う。大事なのは、今身につけているもので自身が持てるかということ。それぞれのピースがうまく組み合わされた時、自然に見えるのよ。もしかしたらそれを作り出すためにすごく時間をかけて考えたかもしれないけどね。 

ニューヨークって、この街でしか起き得ない何か特別なことがある

ーニューヨークで一番好きな場所は?
K:難しい質問ね。もし選ばなきゃいけないなら、ファイナンシャルディストリクトが写真撮影する時に好き。あとはブルックリンハイツ。故郷のケンタッキーの雰囲気を思い出せるから。

ーニューヨークで好きなレストランは?
K:これも難しい。美味しいお店が多すぎるから 笑。うーん、最近友達に連れて行ってもらったブルックリンにあるEmilyっていうピザ屋さんかな。私はバーガーを食べたんだけど、今までで一番美味しいバーガーだった。

ーこの街の何が好きですか?
K;ニューヨークって、この街でしか起き得ない何か特別なことがあるの。私は、他の州にも住んでたことがあるけど、そこでは絶対起こらない何かが。出会う人も文化も、ここでは全てがちぐはぐ。

ケンタッキーからニューヨークに引っ越して来たのも、この街特有のエネルギーに惹きつけられたからっていうのが理由。スピードの速さも、すぐ飽きてしまう私には合っているし。それに、これ以上アーティストに向いている場所って他にある?

ー逆にニューヨークの嫌いなところは何ですか?
K:MTA!(ニューヨーク市の地下鉄とバスを運営している公社)あとは、一月中旬から三月頭までの寒い季節も嫌ね。

ー最後に、若い時のご自分にアドバイスをするなら何てしますか?
K:今、重要だと思っていることの全てはいずれ大したことじゃないってわかるよ。自信が持てなくて苦しむこともたまにあるけど、自分を愛し続けて。創作することを決して止めないで。学んで成長し続けて。

 

Kivviさん、ありがとうございました!

【撮影場所】

A.P.C. Surplus (エーピーシー サープラス)
住所:92 Perry St, New York, NY 10014 (between Hudson St & Bleecker St )
※日本ではアーペーセーと読みますが、英語ではエーピーシーと発音します。

A.P.C. の前年コレクションのアイテムを半額で販売。ハーフムーンバッグやお財布などもあるのでおすすめです。

Magnolia Bakery Bleecker Street
401 Bleecker Street and W. 11th Street

セックス・アンド・ザ・シティで有名になったマグノリアベーカリー。残念ながら、かの有名なベンチは置いてありませんでした。

 

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